いま眼前に花瓶を置き、花瓶の裾野を眼前に開け広げる。これは対象そのものに対して地平のようになっている。このとき明確な意味である花瓶を取り除いてみる。そうすると広がりだけが残る。視覚のこの事例を、形成された意味一般に拡大する。明確な意味を取り除いたとき、そこに成立しているのがブランクである。